中古車オークションには出品店による価格調整があります。
価格調整というのは簡単にいえば、セリの状況に応じて落札させるか流札させるかで、セリの価格を調整することです。
出品店は自分の査定価格に基づいて希望落札金額をきめているのですが、セリにかけている車の要件によっては。常に希望金額で落札できるとは限りません。
特に顧客から依頼された中古車オークションの場合、見積もり査定した金額で落札することが大前提になりますので、希望金額に達しない場合は流札するように価格を調整することがどうしても必要になるのです。
中古車オークションでは、出品者と落札者が顔を合わせることはありません。そして中古車オークションの出品者は価格調整室という場所でセリの行方を見守ることになります。出品者がどこで「売り切りランプ」を点滅させているかというと、この価格調整室なのです。
直接顔を合わせることのない出品者と落札者ですが、この価格調整室では、自分の出品車両に対して何人の落札者がいるかが把握できるようになっています。そして落札者が何人いるかという情報も、落札させるか流札させるか、引き際を見極める上での大事な判断材料となります。
なお、セリのスタート価格は出品者が自由に決めることができるのですが、機械の操作を行うのは出品者ではなく、コンダクターとよばれる価格調査室の担当者です。そしてオークションの出品者は、この価格調査室のコンダクターに出品車両を落札させるか流札させるかの指示を出しているのです。
